結髪ちゃん 結髪土偶は髪を結ったような形の頭部が特徴的な土偶。 「結髪ちゃん」は大正末期に寒河江市の石田遺跡から上半身と左脚部が出土し、2点ともその土地の地主が所蔵していました。 上半身は地域の郷土館に寄贈されたものの、左脚部は地主がそのまま所有し続け、しばらくの後に寒河江市に寄贈されました。 2021.08.22
鹿角製腰飾り 人骨の腰の辺りからの出土が多いために腰飾りと呼ばれています。特に男性の人骨とともに出土することが多いため、男性用の装身具として、穴に紐などを通して腰からぶら下げるように身に着けていたと考えられています。この鹿角製腰飾りは貝塚からほぼ完全な形で出土しました。 2021.08.22
黒駒土偶 三角形の口、アーモンド型のつり上がった目、半円形の左右の眉毛がつながった部分に、小さな点で作られた鼻が施されています。猫の耳のように見えるのは、束ねた髪の毛を表現しているのだとか、顔に見られる線の表現は入れ墨を表現したものとも考えられています。 2021.08.22