[都内限定]住んでいる地域にないレア本を図書館で借りる”裏技”

やってみた

隣の区では貸し出しているのに・・・?

読みたい本があるのに、自分の住んでいる地域の図書館では貸し出していない・・・!
という経験がある方、いらっしゃると思います。

でも隣の区を調べてみたら貸し出している・・・、なんてこともありますよね。
なんとか、隣の区から借りてくることはできないんでしょうか。

実は都内であれば”とりよせ”ができる・・・?

縄文界隈では非常に有名なレア本があります。定価は¥15,000。amazonや楽天ではもちろん売り切れで入荷予定無し、ヤフオクでは数十万の値段がつくことも。

その名は「総覧・縄文土器」

國學院大・名誉教授の小林達雄氏の古希記念に作られた本で、109種にもわたる縄文土器の様式が事細かに解説されています。
重量が3.5キロもある大型本で、これだけボリュームがあるんだから骨休めに栗のスイーツ情報とか入っていてもおかしくないと思うんですけど、そういう話は全く載っておりません。
全部土器の話!

もちろん、高価な大型本ですので、どの自治体でも貸し出しているという本ではありません。
現在、筆者が居住している東京都中野区では取り扱っていませんが、お隣の練馬区では収蔵されています。

これを”裏技”を使って取り寄せてみます。

よやく・リクエストカード

まず、近くの図書館へ行き「他の自治体から本を取り寄せたいので、リクエストカードが欲しいんですが」と訪ねましょう。

すると、こんな紙を渡してくれます。

よやく・リクエストカード(写真は中野区のもの)

あとはこの「よやく・リクエストカード」に記入して、図書館からの連絡をひたすら待つだけです。

3週間後・・・

無事、借りることができました。感激!

図書館の方に「ひょっとしたら、レファレンス用の資料かもしれないから、貸出はしてないかも・・・」と言われて、ちょっと不安だったんですが、問題なかったようです。

他の自治体の収蔵本を調べるには「カーリル・ローカル」が便利

地域資料をまとめて検索できるWEBサイト

「カーリル・ローカル」

を利用すれば、都内の収蔵資料をいっぺんに検索することが出来ます。
上記の「総覧・縄文土器」のように、買えるならいくらでも出すのに、手に入らない、地域の図書館でも貸し出してない!・・・というときはこの”裏技”をぜひお試しください。

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