下宅辺遺跡の漆塗り弓

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プロフィール

名称:漆塗り弓
出土地:東京都東村山市 下宅部(しもやけべ)遺跡
時期:縄文時代後晩期(2700年〜4000年前)
収蔵:東村山市教育部ふるさと歴史館

概要

粘りと弾力のあるニシキギ属の木から切り出して、糸や樹皮を巻きつけたあと漆で塗り固めた弓。鮮やかな赤はベンガラと水銀朱が使われているそう。
漆塗り丸木弓は「飾り弓」とも呼ばれていましたが、握りと思われる箇所にこすれた跡があったり、漆を塗ることで撥水性が得られたり、強度も増すことから実際に狩猟に使われていたと思われます。

下宅部遺跡では、漆塗り弓だけでなく、漆塗りの髪飾りや杓子、漆塗り土器や、漆液で補修した土器なども出土しました。また、樹液を採取した跡のある漆の杭や顔料をすりつぶすための石器、パレットに使用した貝殻なども見つかっており、当時の漆塗り加工技術が非常に高いものであったことがわかっています。

収蔵施設情報

東村山市立八国山たいけんの里
〒189-0022 東村山市野口町3丁目48番地1
電話:042-390-2161
公開時間 9時30分から午後5時

参考リンク

縄文時代の漆
下宅部遺跡展 縄文の漆 2

下宅部遺跡の漆文化  重要文化財指定資料の中核

参考資料

縄文の漆の里・下宅部遺跡

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