ミス馬高

ミス馬高

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プロフィール

愛称:ミス馬高
名称:立像土偶
出土地:新潟県長岡市・馬高遺跡
時期:縄文時代中期中葉
収蔵:馬高縄文館
大きさ:高さ約18cm

概要

土偶が爆発的に流行する縄文中期の近隣地域と比べて、越後方面ではあまり土偶が造られませんでした。
その中でミス馬高は、Y字に盛り上がった眉から鼻にかけての表現、頬の二本線など、中部高地の土偶様式の影響を窺い知ることができます。
頭部はお椀状に窪んでおり、渦巻文様が描かれています。

この土偶が発見された馬高遺跡は、縄文時代中期(約5500年前~4500年前)に栄えた大規模な集落として知られています。
縄文時代を代表する「火焔土器」が出土しているのもこの遺跡で、火焔土器と同じような装飾を持つ土器は「火焔型土器」と呼ばれます。

オープンソースプロジェクト

縄文文化発信サポーターズが企画した「縄文オープンソースプロジェクト」では、ミス馬高の3Dモデルがパブリックドメイン化され、無償で配布されています。

縄文オープンソースプロジェクト
https://jomon-supporters.jp/open-source/

参考:縄文オープンソースプロジェクトパンフレット(PDF 9MB)

収蔵施設情報

馬高縄文館

住所 〒940-2035 新潟県長岡市関原町1-3060-1
TEL:0258-46-0601
FAX:0258-46-0603

参考リンク

馬高縄文館-馬高・三十稲場遺跡

参考資料

  • 日本の美術No.526 10頁
  • 土偶・コスモス 60頁