黒浜式土器

illustration:takashi yamauchi

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プロフィール

  • 出土地:埼玉県蓮田市 黒浜貝塚群 天神前遺跡55号土坑出土
  • 時期:縄文時代前期中葉 
  • 大きさ:口径40.5cm、頸部径28.0cm、底径11.5cm、器高45.6cm
  • 収蔵:埼玉県蓮田市教育委員会
  • 指定区分:県指定文化財

概要

『黒浜式土器(くろはましきどき)』は、今から約5,500年前の縄文時代前期中頃に関東地方を中心に広く分布した土器で、国史跡「黒浜貝塚」を中心に大字黒浜地区内の貝塚遺跡から出土した土器であることから、名付けられたものです。
天神前遺跡55号土坑から出土した黒浜式土器は比較的新しい段階のものですが、黒浜式の特徴の一つである縄目文様の『羽状縄文』に沿うように、半截竹管文(竹を半分に割った工具)による「爪形文」がこの縄目に沿うように付けられ、『縄文』を『菱形状』に強調したような模様が表現されていることが特徴的です。黒浜式土器が分布する地域でもこれほど完成されたものは現在のところ発見されていません。まさに、本家『黒浜式土器』といえる土器です。

参考リンク

蓮田市HP

収蔵施設情報

埼玉県蓮田市文化財展示館

〒349-0193
埼玉県蓮田市大字黒浜2799番地1
TEL: 048-764-0991