亀ヶ岡遺跡の土面

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プロフィール

  • 出土地:青森県つがる市木造亀ヶ岡出土
  • 時期: 縄文時代(晩期) 前1000~前400年
  • 収蔵: 東京国立博物館
  • 大きさ: 長10.6 幅11.4 厚3.6 重量113.5
  • 指定区分:重要文化財

概要

土面は粘土で作られた仮面です。

縄文時代の中期には登場し、 後期から晩期の北日本や東日本で数多く発見されています。
この遺物は、縄文時代晩期の東北地方で流行った土面の一つです。

額や頬に描かれたうずまきのような「入り組み模様」が、同じ亀ヶ岡遺跡から出土された遮光器土偶の体の模様と似ています。ただし、土面の顔は鼻が丸く飛び出し、唇の形もはっきりとしているので、仮面をかぶった人物を表したのかもしれません。
この土面は大きさが10センチ程度と、顔につけるには小さすぎるようです。またひもを通す穴などもなく、裏側もほぼ平らに作られているので顔につけることはできません。おそらく手に持って儀式のときに額にあてたりして使われたと考えられています。

縄文時代の祈りの道具といえば、土偶や石棒がよく知られていますが、それ以外にも縄文人がこのように多様な祈りの道具を使い、さまざまな願いをこめていたことがわかります。

収蔵施設情報

東京国立博物館

〒110-8712
東京都台東区上野公園13-9
TEL:050-5541-8600

参考リンク

ColBase

e国宝