芋川原遺跡の石棒

芋川原遺跡の石棒

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プロフィール

出土地:新潟県十日町市・芋川原遺跡出土
時期:縄文時代中期
所蔵:個人
収蔵:津南町農と縄文の体験実習館 なじょもん
大きさ:高さ71.3cm

概要

石棒は縄文時代に作られた石製品で、男性器をかたどったとする説が古くから唱えられ、子孫繁栄や豊穣を祈ったとされています。石棒は縄文前期に作られ始め、中期には大形のものが出現しています。

芋川原遺跡の石棒の先端部には数字の9と6のような彫刻が施されており、女性器の表現ではないか考えられています。女性器表現と男性的なシンボルである石棒が合わさることで、男女合一を表現しているとされています。

収蔵施設情報

農と縄文の体験実習館「なじょもん」

住所:〒949-8201 新潟県中魚沼郡津南町大字下船渡乙835番地
TEL:025-765-5511
FAX:025-765-5511

参考リンク

文化遺産オンライン-石棒

参考資料

土偶・コスモス 52頁
縄文人の石神(谷口康浩編 六一書房刊)1頁

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