黒駒土偶

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プロフィール

愛称:ヤマネコ土偶(非公式)
出土地:山梨県笛吹市上黒駒 御坂中丸遺跡出土
時期:縄文時代中期・紀元前3000~2000年
収蔵:東京国立博物館
大きさ:高さ25.4cm

概要

三角形の口、アーモンド型のつり上がった目、半円形の左右の眉毛がつながった部分に、小さな点で作られた鼻が施されています。猫の耳のように見えるのは、束ねた髪の毛を表現しているのだとか、顔に見られる線の表現は入れ墨を表現したものとも考えられています。

下半身と右腕は失われていますが、残された左腕は長く伸び、三本指を胸に掲げるという不思議な姿に、謎は深まるばかりです。
このような造形をした土偶は現在のところ他に例がなく、シャーマン(呪術師)が仮面をつけた姿だという説もあります。

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収蔵施設情報

東京都国立博物館

〒110-8712 東京都台東区上野公園13-9
TEL:03-5777-8600

参考リンク

参考資料

特別展 縄文 -1万年の美の鼓動-図録 p257「ポーズ土偶」
北の土偶展図録 p112
ときめく縄文図鑑 P31 「黒駒土偶」

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