縄文ぼいん

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プロフィール

愛称:縄文ぼいん
出土地:岩手県二戸郡一戸町・椛ノ木遺跡
時期:縄文時代後期(3500年前)
収蔵:御所野縄文博物館
大きさ:高さ・11.8cm、幅・約13cm

概要

妊娠した女性を表したとされる土偶の胴体部分で、右足の付け根と首の部分には天然のアスファルトが付着しています。
2017年に御所野縄文博物館で開催された企画展「えっ!縄文時代にアスファルト?」の期間中に愛称を募集し「縄文ぼいん」と名付けられられました。

天然のアスファルトは縄文時代に接着剤や補修剤として使われていました。
現代で使われている石油アスファルトは原油を蒸留したものですが、天然アスファルトは原油の軽質分が自然に蒸発して出来上がったものです。
縄文時代・早期後半から利用され始め、中期後半から一般化。特に後期・晩期で多く使われ、北海道・東北地方・新潟県を中心に1000箇所以上の遺跡で見つかっています。

収蔵施設情報

御所野縄文博物館
住所 〒028-5316 岩手県二戸郡一戸町岩舘字御所野2
電話番号:0195-32-2652
ファックス番号:0195-32-2992

参考リンク

参考資料

いわてドグウ★ガイドブック・土偶王国 67頁

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