鳥さん土器

プロフィール

愛称:鳥さん土器(非公式)
名称:鳥形把手付鉢型土器
出土地:真脇遺跡
時期:縄文時代中期 前3000〜前2000年
収蔵:真脇遺跡縄文館
大きさ:高さ9cm

概要

鳥の目とくちばしのような形をした「鳥さん土器」は、サイズもお茶碗くらいの大きさのかわいらしい土器です。
煮炊きなどの生活の道具ではなく、なにか特別な目的のためにつくられたのではないかと言われています。

頭の部分に動物を模した小さな突起があり、目の部分は赤い顔料で塗られています。
口縁部には粘土紐が貼り付けられており、細かい模様は竹を半分に割いて加工した竹管を用いてつけられたようです。

鳥さん土器と呼ばれていますが、マムシなのではないかという説もあり、実際にはどのような動物を表現した土器なのかはわかっていません。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: f3e4f451bab7905f2a7d2eb439753eb0-580x121.jpg

収蔵施設情報

真脇遺跡縄文館

〒927-0562
石川県鳳珠郡能登町字真脇48-100
TEL 0768-62-4800

参考リンク

真脇遺跡 出土品紹介

参考資料

JOMON 特別展 縄文 1万年の美の鼓動 図録 p275