プロフィール
愛称:いのっち
名称:猪型土製品
出土地:青森県弘前市 十腰内2遺跡
時期:縄文時代後期
収蔵:弘前市立博物館
大きさ:全長18.0cm 体部長8.0cm 高さ9.7cm、厚さ4.8cm 前脚長2.0cm
概要
イノシシの型をした土製品です。
狩猟採集生活をしていた縄文人にとってイノシシは身近な存在であったのでしょう。
このような猪形のものは北海道から関東の幅広い地域で出土しています。
中でもこのいのっちはサイズも大きく写実性が高いことから、学術的な価値が高いとみなされています。よく見るとあしの先にはひづめがあり、立派なたてがみも表現されています。
図録などでは右向きに撮影されることが多いですが、これは左側面が復元部分だからという理由のようです。
収蔵施設情報
〒036-8356 青森県弘前市大字下白銀町1−6 弘前公園内
TEL: 0172-35-0700