合掌土偶

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プロフィール

愛称:合掌土偶

出土地:青森県八戸市風張1遺跡出土

時期:縄文時代後期後葉・紀元前1500年くらい

収蔵:八戸市埋蔵文化センター 是川縄文館

大きさ:高さ19.8cm、横幅14.2cm、奥行き15.2cm

概要

膝を立てて座り祈るように手を合わせる姿勢を写実的に表現し、仮面を付けているとされる土偶です。

赤彩がところどころ残り、壊れた足はアスファルトで補修したあとがある、他に出土したものと異なり唯一完全な形に復元できたという事をからもこの土偶が特別な存在だった事がうかがえます。

女性的な表現があり座産の姿という説が有力ですが、そうでなかったとしても祈りの目的は子を授かることに関わる内容だったと考えられます。子宝に恵まれるかどうか、出産に伴うリスクは課題だったのでしょう。土偶の最後も竪穴式建物跡の床面に横たわっていたとの事なので、この土偶が大切な意味を持つとされています。

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収蔵施設情報

八戸市埋蔵文化センター 是川縄文館

〒031-0023 青森県八戸市大字是川横山1

TEL 0178-38-9511

参考リンク

青森県観光情報サイトアプティネット -青森県観光連盟

縄文ファン

参考資料

特別企画 土偶展 図録p35〜 「4 リアルな身体表現 〜青森県風張1遺跡『合掌土偶』〜」

北の土偶 縄文の祈りと心 図録p103 「土偶―合掌土偶―」

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