獣面装飾付土器(ムササビ土器)

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プロフィール

  • 愛称:ムササビ土器
  • 出土地:埼玉県富士見市 羽沢遺跡
  • 時期:縄文時代中期・紀元前3000〜2000年
  • 収蔵:水子貝塚資料館
  • 大きさ:高さ53cm

概要

大きく広がる口縁部に、獣の顔と尻尾のような立体的な装飾がついたこの土器は、獣面装飾付土器と呼ばれ「ムササビ土器」の愛称がつけられています。底部は欠損のため復元されています。
口縁部の立体装飾は、向かいあう猪と人の顔を誇張したものであるという説が有力です。獣の顔に見える部分は猪の胴体で、内側に半円で鼻を表し、その上につけられている部分がつり上がった目と耳、とされています。
もう一方の尻尾に見える部分は、この時期の土器に多用される装飾です。

収蔵施設情報

水子貝塚資料館
〒354-0011 埼玉県富士見市大字水子2003番地1
TEL:049-251-9686
FAX:049-255-5596

参考リンク

羽沢遺跡出土縄文土器(埼玉県指定有形文化財)