プロフィール
- 名称:土偶
- 出土地:岩手県大船渡市 細浦上ノ山貝塚
- 時期:縄文時代中期
- サイズ:高さ約10cm
- 収蔵:大船渡市立博物館
概要
細浦上の山貝塚から見つかったと伝わる縄文時代中期頃の土偶です。
顔部分は、目と口とみられる孔(あな)が開けられており、裏まで貫通しています。
体部分は、肩から脚にかけて弧を描いた線が付けられ、線にそって複数の小孔で装飾されています。
細浦上ノ山貝塚は明治時代から大正にかけて最初の発掘がなされ、遺跡からは屈葬人骨(膝をかがめた形で葬られた人骨)が見つかっており、その傍らにはほぼ環状に配列されたストーンサークルの存在が報告されているそうです。
大船渡市立博物館のマスコットのモデルとしても採用されており、密かな人気を誇っています。
収蔵施設情報
大船渡市立博物館
〒022-0001 岩手県大船渡市末崎町字大浜221-86
Tel:0192-29-2161 Fax:0192-29-2162
https://www.city.ofunato.iwate.jp/site/hakubutsukan/523.html
参考リンク
大船渡市立博物館 収蔵資料データベース
http://jmapps.ne.jp/ofunato/det.html?data_id=46520
神奈川県考古学会 2001 『考古論叢神奈河9』神奈川県考古学会
https://sitereports.nabunken.go.jp/ja/18859
いわてミュージアムキャラ応援団https://www.facebook.com/1503435309906409/posts/1503687603214513/