神像筒型土器

プロフィール

出土地:長野県富士見町 藤内遺跡

時期:縄文時代中期・紀元前3000~2000年

収蔵:井戸尻考古館

大きさ:55.7cm

概要

縄文人が思い描いたのであろう神と思われる人型の像が筒形の土器に抱き着くように作りこまれています。神像の名に相応しい堂々たる見事な縄文時代中期の傑作です。
土器全体を覆う複雑で不可思議な文様にも何か意味がありそうです。神像の頭部に当たる部分には大きな円孔が正面を向いていて、巨大な眼がこちらを伺っているようにも見えます。
知られざる縄文人の精神世界を推測するうえで極めて重要な土器の一つでしょう。

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収容施設情報

井戸尻考古館

〒399-0101 長野県諏訪郡富士見町境7053

TEL:0266-64-2044

参考リンク

縄文文化発信サポーターズ

参考文献

井戸尻 第8集P46

井戸尻の縄文土器 第1巻:藤内遺跡32号住居址出土 

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