結髪ちゃん

プロフィール

出土地:石田遺跡
時期:縄文時代 晩期
収蔵:山形大学附属博物館
大きさ:高さ19cm 肩巾16cm

概要

結髪土偶は髪を結ったような形の頭部が特徴的な土偶。
「結髪ちゃん」は大正末期に寒河江市の石田遺跡から上半身と左脚部が出土し、2点ともその土地の地主が所蔵していました。
上半身は地域の郷土館に寄贈されたものの、左脚部は地主がそのまま所有し続け、しばらくの後に寒河江市に寄贈されました。
その後、関連性が示されないまま2つは別々の施設に保管されていましたが、研究者によって1つの土偶であることが指摘され、2018年7月に「再会」が実現しました。

「再会」の後、寒河江市は山形大学附属博物館に左脚部を寄贈し、修復費用を集めるためのクラウドファンディング計画が立ち上げられました。約270万円が集められ、発掘から100年近い時を経て、2つの接合は果たされました。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: f3e4f451bab7905f2a7d2eb439753eb0-580x121.jpg

収蔵施設情報

山形大学附属博物館

〒990-8560
山形県山形市小白川町1丁目4-12
(山形大学人文社会科学部1号館1階)

TEL: 023-628-4930

参考リンク

山形大学附属博物館

100年ぶり、左足くっついた 山形「けっぱつちゃん」:朝日新聞デジタル

プロモーション

twitterアカウント