プロフィール
- 出土地:岐阜県飛騨市 塩屋金清神社遺跡
- 時期:縄文時代後期・紀元前2000〜1000年
- 収蔵:飛騨みやがわ考古民俗館
- 大きさ:大小さまざま
概要
石棒は男性器を模したとされている棒状の石器です。豊穣や繁栄の祈りを込めて作られたといわれています。土偶と同じように、意図的に破壊された状態で発見されることもあります。
塩屋金清神社遺跡では、大小さまざまな石棒が計1074点発見され、「石棒の聖地」とも呼ばれています。展示されている「飛騨みやがわ考古民俗館」では、その魅力を伝えるために「石棒クラブ」を立ち上げ、SNSなどを通じて石棒の魅力を発信しています。
収蔵施設情報
飛騨みやがわ考古民俗館
〒509-4533 岐阜県飛騨市宮川町塩屋104
TEL:0577-73-7496(飛騨市教育委員会事務局文化振興課)
http://hida-bunka.jp/facilities/miyagawaminzokukan/
参考リンク
参考資料
特別展 縄文 ―1万年の美の鼓動 図録 p267