総選挙2021 | 縄文ドキドキ会 https://jomondoki.com 縄文ドキドキ会は、ファン目線で土偶や土器をはじめとした縄文時代の魅力を発信するための愛好者団体です。 Sat, 25 Nov 2023 06:24:06 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=5.7.12 https://jomondoki.com/wp-content/uploads/2020/02/jomondokidokiFavicon-150x150.png 総選挙2021 | 縄文ドキドキ会 https://jomondoki.com 32 32 下宅辺遺跡の漆塗り弓 https://jomondoki.com/jomon-picturebook/urushi-yumi/ Sun, 19 Sep 2021 12:41:25 +0000 https://jomondoki.com/?page_id=8491

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プロフィール

名称:漆塗り弓
出土地:東京都東村山市 下宅部(しもやけべ)遺跡
時期:縄文時代後晩期(2700年〜4000年前)
収蔵:東村山市教育部ふるさと歴史館

概要

粘りと弾力のあるニシキギ属の木から切り出して、糸や樹皮を巻きつけたあと漆で塗り固めた弓。鮮やかな赤はベンガラと水銀朱が使われているそう。
漆塗り丸木弓は「飾り弓」とも呼ばれていましたが、握りと思われる箇所にこすれた跡があったり、漆を塗ることで撥水性が得られたり、強度も増すことから実際に狩猟に使われていたと思われます。

下宅部遺跡では、漆塗り弓だけでなく、漆塗りの髪飾りや杓子、漆塗り土器や、漆液で補修した土器なども出土しました。また、樹液を採取した跡のある漆の杭や顔料をすりつぶすための石器、パレットに使用した貝殻なども見つかっており、当時の漆塗り加工技術が非常に高いものであったことがわかっています。

収蔵施設情報

東村山市立八国山たいけんの里
〒189-0022 東村山市野口町3丁目48番地1
電話:042-390-2161
公開時間 9時30分から午後5時

参考リンク

縄文時代の漆
下宅部遺跡展 縄文の漆 2

下宅部遺跡の漆文化  重要文化財指定資料の中核

参考資料

縄文の漆の里・下宅部遺跡

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法垣遺跡のガッキー https://jomondoki.com/jomon-picturebook/hougaki-jinmengata-doseihin/ Fri, 17 Sep 2021 14:37:28 +0000 https://jomondoki.com/?page_id=8405

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  • 名称:人面形土製品
  • 愛称:法垣遺跡のガッキー
  • 出土地:大分県中津市 法垣遺跡
  • 時期:縄文時代後期・紀元前2000〜1000年
  • サイズ:縦6cm、横5.1cm、厚さ2.3cm
  • 収蔵:中津市歴史博物館

概要

右目と鼻の周辺以外は欠損していますが、口を表現した部分も見られ、精巧な作りであることがわかります。
裏面の形状から、何かに貼り付けられていた、とも考えられています。

収蔵施設情報

中津市歴史博物館
〒871-0057 大分県中津市1290番地
TEL:0979-23-8615

参考資料

「発掘された日本列島2020」展示キャプション

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木曽中学校遺跡のクルミ形土器 https://jomondoki.com/jomon-picturebook/kurumigata-doki-machida/ Fri, 17 Sep 2021 14:35:53 +0000 https://jomondoki.com/?page_id=8397

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  • 出土地:東京都町田市 木曽中学校遺跡
  • 時期:縄文時代中期・紀元前3000〜2000年
  • 収蔵:町田市考古資料室
  • 大きさ:高さ 8.5cm 最大幅21.9cm

概要

クルミを2つに分割した形の土器です。同様なものの発見例は全国でも数少なく、大変希少です。なぜクルミの形を模したのか、用途は何かはわかっていません。
町田市指定有形文化財に指定されています。

収蔵施設情報

町田市考古資料室
〒194-0202町田市下小山田町4016
TEL:042-797-9661(開室時のみ)

参考リンク

クルミ形土器とガラス乾板を町田市指定有形文化財に新規指定(PDF)

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四脚付土偶 https://jomondoki.com/jomon-picturebook/shikyaku-tsuki-dogu/ Fri, 17 Sep 2021 14:32:30 +0000 https://jomondoki.com/?page_id=8388

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  • 出土地:青森県西目屋村 水上(2)遺跡
  • 時期:縄文時代中期・紀元前3000〜2000年
  • 収蔵:青森埋蔵文化調査センター

概要

一部欠損していますが、4本の足がついた船のような形だったと思われる台座の上に上半身をつけたような形が特徴的な土偶です。両腕も欠損しており、どのような形であったかは不明ですが、船に乗っているようにも、椅子に座っているようにも見えます。

収蔵施設情報

青森埋蔵文化調査センター(常設展示なし)
〒038-0042 青森市新城字天田内152-15
TEL:017-788-5701
FAX:017-788-5702
https://www.ao-maibun.jp/

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ビビちゃん(動物形土製品) https://jomondoki.com/jomon-picturebook/bibi_chan/ Fri, 17 Sep 2021 13:34:12 +0000 https://jomondoki.com/?page_id=8002

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  • 名称:動物形土製品
  • 愛称:ビビちゃん
  • 出土地:北海道美々貝塚(千歳美々4遺跡)
  • 時期:縄文時代晩期
  • 収蔵:千歳市埋蔵文化財センター
  • 大きさ:長31.5センチ

概要

その愛嬌のある姿と、発見された美々4遺跡から「ビビちゃん」という愛称で親しまれています。
表面全体が三叉文などの磨消縄文で装飾されており、部分的に赤彩が残っています。

体内は中空で、上部真ん中に丸い口のような穴があり、目、短めの手、脚がついているように見えます。
立っている状態だと一見何の動物かわからない、空想上の動物のように思えますが、現在のところオットセイやアザラシなど海獣類が泳いでいる姿だとされています。

収蔵施設情報

千歳埋蔵文化財センター展示室

住 所  北海道千歳市長都42-1
電 話  0123-24-4210
開室日  月曜日から金曜日・毎月第2日曜日
見学時間 午前9時から午後5時
見学料 無料

参考リンク

動物型土製品

北の土偶文化の始まり

参考資料

別冊太陽「縄文の力」P110

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曽利遺跡の水煙渦巻文深鉢 https://jomondoki.com/jomon-picturebook/idojiri_suienuzumaki/ Fri, 17 Sep 2021 11:52:26 +0000 https://jomondoki.com/?page_id=8225 プロフィール
  • 出土地:曽利遺跡 
  • 時期:縄文中期中葉 約4400年前
  • 収蔵:井戸尻考古館
  • 大きさ:43.3cm(高さ) 37.5cm(口径)
  • 区分:長野県宝

概要

八ヶ岳山麓から山梨県にかけて広がる曽利式土器の標式となり、火焔(型)土器と並び、縄文時代中期を代表する土器のひとつです。

曽利4号住居址から出土した土器7点のうちの1点で、長野県宝に指定されています。
昭和38年にパリで開催された「日本古美術展」に出陳され、多くの観覧者を惹きつけました。
また、昭和47年には、郵便はがきの料額印面の意匠に採用され、ひろく一般の目にふれることとなります。
きわめて簡素な胴部の上に、くねりながらせり上がっていく曲線の持つ∞状の量感は見事なものです。

収蔵施設情報

井戸尻考古館

〒399-0101
長野県諏訪郡富士見町境7053
TEL 0266(64)2044

参考リンク

星降る中部高地の縄文世界
井戸尻考古館WEBサイト

参考資料

井戸尻の縄文土器 第三巻 P18~21

SNSアカウント

井戸尻考古館公式facebook

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黒浜式土器 https://jomondoki.com/jomon-picturebook/kurohamasiki-doki/ Fri, 17 Sep 2021 11:45:04 +0000 https://jomondoki.com/?page_id=8182 illustration:takashi yamauchi

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  • 出土地:埼玉県蓮田市 黒浜貝塚群 天神前遺跡55号土坑出土
  • 時期:縄文時代前期中葉 
  • 大きさ:口径40.5cm、頸部径28.0cm、底径11.5cm、器高45.6cm
  • 収蔵:埼玉県蓮田市教育委員会
  • 指定区分:県指定文化財

概要

『黒浜式土器(くろはましきどき)』は、今から約5,500年前の縄文時代前期中頃に関東地方を中心に広く分布した土器で、国史跡「黒浜貝塚」を中心に大字黒浜地区内の貝塚遺跡から出土した土器であることから、名付けられたものです。
天神前遺跡55号土坑から出土した黒浜式土器は比較的新しい段階のものですが、黒浜式の特徴の一つである縄目文様の『羽状縄文』に沿うように、半截竹管文(竹を半分に割った工具)による「爪形文」がこの縄目に沿うように付けられ、『縄文』を『菱形状』に強調したような模様が表現されていることが特徴的です。黒浜式土器が分布する地域でもこれほど完成されたものは現在のところ発見されていません。まさに、本家『黒浜式土器』といえる土器です。

参考リンク

蓮田市HP

収蔵施設情報

埼玉県蓮田市文化財展示館

〒349-0193
埼玉県蓮田市大字黒浜2799番地1
TEL: 048-764-0991

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菩提横手遺跡の中空土偶 https://jomondoki.com/jomon-picturebook/bodaiyokote-tyuku/ Fri, 17 Sep 2021 10:57:56 +0000 https://jomondoki.com/?page_id=8201

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  • 名称:大型中空土偶
  • 愛称:縄文のエンジェル
  • 出土地:菩提横手遺跡
  • 時期:縄文時代後期中葉(約3,500年前)
  • 所蔵:神奈川県教育委員会
  • 大きさ:25×12センチ

概要

とても珍しい、中空(内部が空洞)で、大形で、自立する土偶です。2018年と、比較的最近神奈川県秦野市の菩提横手遺跡で出土しました。

発見されたときは頭部と胴体は離れた場所にあり、左足の一部と左腕も欠けていましたが復元され今の形に。胴体は筒型で正面と側面に貫通した穴が開けられ、縄文らしい文様が刻まれています。

上を向いた丸い鼻、丸くポカンと空いた口など、その可愛らしさから展示の際には国宝の「縄文のビーナス」にあやかった「縄文のエンジェル」と呼ばれ、親しまれました。

参考リンク

縄文時代の住居跡から大形の中空土偶を発見

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戸井貝塚の角偶 https://jomondoki.com/jomon-picturebook/toi-kakugu/ Fri, 17 Sep 2021 10:57:56 +0000 https://jomondoki.com/?page_id=8207

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  • 出土地: 北海道函館市 戸井貝塚
  • 時期: 縄文時代(後期)・前2000~前1000年
  • 収蔵: 北海道・市立函館博物館
  • 大きさ: 約5㎝
  • 指定区分:函館市指定文化財

概要

函館の市街地から東部の恵山方面に向かう途中にあるのが、戸井地区。縄文時代の貝塚遺跡「戸井貝塚」から骨角器を中心とした出土品、合計514点が函館市指定文化財として新たに指定されました。銛先や釣針などの漁具や、髪飾りやビーズの装身具など多彩な内容。その中のひとつがユニークな姿の角偶(かくぐう)です。
角偶は、エゾシカの角から削り出された小型板状の人形(ひとがた)で、小孔により全体に装飾されたものは全国的にも出土例が少なく、注目を集めています。

「北海道・北東北の縄文遺跡群」のPRラッピングバス「GO!縄文号」にも描かれ縄文の魅力発信に一役買っています。

収蔵施設情報

市立函館博物館

〒040-0044 北海道函館市青柳町17−1
TEL:0138-23-5480

参考リンク

函館市HP

函館市公式観光情報

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阿高貝塚の貝面 https://jomondoki.com/jomon-picturebook/adaka-kaimen/ Fri, 17 Sep 2021 10:57:56 +0000 https://jomondoki.com/?page_id=8218 illustration:takashi yamauchi

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出土地:熊本県 阿高・黒橋貝塚
時期:縄文時代中期〜後期
収蔵: 熊本博物館
大きさ: 縦20.8㎝、横14.9㎝、厚さ6.2cm

概要

阿高・黒橋貝塚からは、大型のイタボガキで作られた貝面(かいめん)が見つかっています。単なる装飾具ではなく、呪術的な儀式に用いられていたのではと考えられています。同じような貝面が韓国の東山洞貝塚からも見つかっており、その交流を物語っています。

大正5年の調査では貝面は2点みつかっていましたが、戦災により消失してしまいました。

収蔵施設情報

熊本博物館

〒860-0007
熊本市中央区古京町3-2
TEL:096-324-3500

参考リンク

全国遺跡報告総覧

平成十六年度後期企画展示肥後の至宝展Ⅲ
字域語展~具塚からのメッセージ~
 P45

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