東京都 | 縄文ドキドキ会 https://jomondoki.com 縄文ドキドキ会は、ファン目線で土偶や土器をはじめとした縄文時代の魅力を発信するための愛好者団体です。 Tue, 13 Dec 2022 09:03:58 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=5.7.10 https://jomondoki.com/wp-content/uploads/2020/02/jomondokidokiFavicon-150x150.png 東京都 | 縄文ドキドキ会 https://jomondoki.com 32 32 なすな原遺跡の土偶 https://jomondoki.com/jomon-picturebook/nasuna-bara-dogu/ Wed, 25 May 2022 02:24:25 +0000 https://jomondoki.com/?page_id=9406

投票終了

Do you have a question?

プロフィール

  • 名称:土偶
  • 出土地:東京都町田市 なすな原遺跡
  • 時期:縄文時代晩期
  • サイズ:高さ約11cm
  • 収蔵:町田市考古資料室

概要

なすな原遺跡から出土した土偶は、縄文時代晩期に作られたとされています。体長は、約11cm程。板状で自立せず両腕のみが欠けています。 粘土紐で作られた鼻と太い眉の様な装飾が特徴的です。

収蔵施設情報

町田市考古資料館
〒194-0202町田市下小山田町4016
Tel:042-797-9661(開室時のみ)

https://www.city.machida.tokyo.jp/bunka/bunka_geijutsu/cul/cul08.html

参考リンク

町田デジタルミュージアム
https://t.co/awZRDL42So

]]>
子抱き土偶 https://jomondoki.com/jomon-picturebook/kodaki-dogu/ Sat, 14 May 2022 09:14:05 +0000 https://jomondoki.com/?page_id=9324

投票終了

Do you have a question?

プロフィール

愛称:子抱き土偶(こだき土偶)
出土地:宮田遺跡
時期:約4,500年前(縄文時代中期)
収蔵:国立歴史民俗博物館,八王子市郷土資料館(レプリカ展示)
大きさ:高さ7.1cm

概要

子抱き土偶は昭和43年、八王子市川口町の宮田遺跡から発掘されました。約4,500年前の縄文時代中期のもので、乳児を抱いた土偶はとても珍しく、日本で初めての発見でした。

土偶本体の頭の部分は発見時にすでに欠けていますが、両腕に赤ちゃんをしっかりと抱きかかえている様が造作されています。お母さんは横座りをしており、単に子どもを抱いているというよりも、あたかも授乳をしているようにも見えます。
手足の表現がないところから、この赤ちゃんは何かで包まれていたのかもしれません。安産祈願の崇拝物なのでしょうか。当時の日常生活の一光景をうかがわせます。

発見当初は、上野の国立博物館・考古館に展示されていましたが、現在では千葉県佐倉市の国立歴史民俗博物館に収蔵されています。

収蔵施設情報

国立歴史民俗博物館
 〒285-0017 千葉県佐倉市城内町117
電話: 043-486-0123

八王子市郷土資料館(レプリカ展示)
〒 193-0832 東京都八王子市散田町2-37-1
電話番号042-629-9896  ファックス042-629-9897

参考資料

南高アラカルト
https://www.akanekai.org/alacarte/dogu.htm

SNSアカウント

]]>
下宅辺遺跡の漆塗り弓 https://jomondoki.com/jomon-picturebook/urushi-yumi/ Sun, 19 Sep 2021 12:41:25 +0000 https://jomondoki.com/?page_id=8491

投票終了

Do you have a question?

プロフィール

名称:漆塗り弓
出土地:東京都東村山市 下宅部(しもやけべ)遺跡
時期:縄文時代後晩期(2700年〜4000年前)
収蔵:東村山市教育部ふるさと歴史館

概要

粘りと弾力のあるニシキギ属の木から切り出して、糸や樹皮を巻きつけたあと漆で塗り固めた弓。鮮やかな赤はベンガラと水銀朱が使われているそう。
漆塗り丸木弓は「飾り弓」とも呼ばれていましたが、握りと思われる箇所にこすれた跡があったり、漆を塗ることで撥水性が得られたり、強度も増すことから実際に狩猟に使われていたと思われます。

下宅部遺跡では、漆塗り弓だけでなく、漆塗りの髪飾りや杓子、漆塗り土器や、漆液で補修した土器なども出土しました。また、樹液を採取した跡のある漆の杭や顔料をすりつぶすための石器、パレットに使用した貝殻なども見つかっており、当時の漆塗り加工技術が非常に高いものであったことがわかっています。

収蔵施設情報

東村山市立八国山たいけんの里
〒189-0022 東村山市野口町3丁目48番地1
電話:042-390-2161
公開時間 9時30分から午後5時

参考リンク

縄文時代の漆
下宅部遺跡展 縄文の漆 2

下宅部遺跡の漆文化  重要文化財指定資料の中核

参考資料

縄文の漆の里・下宅部遺跡

Twitterアカウント

]]>